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7.
そろそろ大丈夫、と思ったらセロテープを剥がします。
大丈夫、の目安は、転写が完全にできてシートから文字パターンが離れていくと、文字の見え方が変わります。

例えて言えば・・・
擦りガラスの向こう側にいる人がガラスに手をぴったりとつけると、その部分だけははっきり見えますね。でもその手をガラスから離すと、その手はぼやけてしか見えなくなります。


8.
乗務員扉のガラスに、「乗務員室」の文字を転写します。
より失敗しにくいよう、車体からガラスを分解します。保持や固定がしやすい状態で転写する方が失敗が少ないです。
しかしこのままでは扉のHゴムガラスなどに一緒に不要部分が転写されてしまいそうですね。
こういうときは、やはり必要部分だけを切り出して作業します。
(※現行のインレタ製品はシートが透明になり裏側がもっと見えやすくなっています)


9.
上記のような手順を踏んで作業した一例です。
一応、歪みもなく転写できたと思います。
これをシートから切り離さずに全て転写することは、こういう作業を無数にやってきたメーカーの中の人でも不可能です。
大事な車両を汚さないためにも、またせっかくご購入いただいたインレタを無駄にしないためにも、ひとつひとつ切り出してからセロテープで仮止め→それから転写されることをおすすめします。
なおその際にも、先に転写が完了したインレタやデカール類にセロテープが触れると、今度はそちらを傷つけてしまいます。そばに転写済みの箇所がある場合はよくご注意ください。


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