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インレタの上手な貼りかた


鉄道模型のインレタの中には、「どうやって貼るの?」と思うような小さなものがたくさんあると思います。
もちろん市販完成品に付属するインレタで慣れていらっしゃる方も多いですが、トレジャータウンで用意しているインレタは「印刷部分のみに糊が敷かれているタイプ=部分のり(※一部製品を除く)」で、対して完成品などに付属するインレタは「シート全体または印刷部分周囲に糊が敷かれている=全のり」タイプが主流であり、その構造が異なります。

転写する方法はどちらも変わらないのですが、トレジャータウンのインレタは一部を除き「部分のり」で「転写部分周囲に糊が残らない」という利点があり、つまり必要以外の周囲を汚さない利点があります。

その代わり印刷部分のみの細い「線」で転写されるため、少々難しく、また転写後の強度も相対的には強くなくクリアースプレーを吹く対策がおすすめです。

一方、完成品モデル付属の主流となる「全のり」タイプは糊ごと転写されるため、線ではなく面で転写できるため、転写が容易な一方、転写した文字の周囲の糊が対象物に残り、文字のまわりが経年とともに黒ずみやすい欠点があります。(こちらも転写後クリアーを吹くことである程度防ぐことができます) 初めて転写するインレタは多くの方にとっては「全のり」タイプだと思いますので、トレジャータウンの「部分のり」インレタを扱うと最初は失敗することが多いかと思います。

昔は「工作をされる方ならこの本を必ず持っている」というようなバイブル書やバイブル企画があったと思えるのですが、今は基本的な情報を万遍なく網羅している情報や書籍が少ないようにも思えます。


それでは次ページからご説明いたします。ぜひ挑戦してみてください!



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